A：い草は吸放湿性があり、部屋に人の出入りがあって通気が良ければほぼカビの心配はありません。しかし湿気があって風通しが悪く、光が当たらない、また人の出入りが一定期間なく、締め切ったお部屋の状態になりますとカビが発生する可能性があります。カビ防止の為、お部屋の通気を良くし、天気の良い日は換気を行ってください。 また畳の上にカーペット等を重敷きしますと、湿気を畳の中に閉じ込めカビの発生やダニ等の発生源になりますのでお避けください。

A：畳の上に長い間家具を置いていると、そこだけへこんで跡がついてしまうことがよくあります。そうした畳の跡を消す場合は、熱いお湯で絞った雑巾を家具の跡にかぶせ、アイロンをかけてください。その後、部屋の通気を良くして風をあて、畳に残った水分を乾かすとある程度元通りになります。 また家具を置くときは、固くて薄い板などを下に敷くと跡がつきにくくなります。

A：一般的には、新品または表替え後3〜5年をめどに畳が日焼けしたり、傷み始めたりしたら裏返し、その後2〜3年くらいで今度は畳床をそのまま生かし、新しい畳表に取り替えると良いでしょう。最終的に畳に弾力性がなくなり、表面のデコボコが激しくなったり、隙間が大きくなるようでしたら畳床も含めて全体を新品に取り替えてください。