TOP / 畳の魅力
1.
何十年と使える耐久性
畳のグレードは、密度や本数によって決められており、高級な「い草」のものは耐久性に優れています。また畳表は 2~3年で裏返して、 5~6年で表替えをす ると長持ちすると言われ、本物のワラ床の畳は、手直ししながら何十年と使えます。
2.
日本の気候に合った吸湿性と放湿性
畳の原料の「い草」はたくさんの空気を取り込むことができ、梅雨の時期には6畳分1枚あたりペットボトル約1本分の水分を吸収してくれます。また空気が乾燥してくると含んでいた水分を放出し、湿度を適正に保つ働きもあります。
3.
空気中の有害物質を吸着・減少
畳には空気中の有害物質を吸着、減少させる働きがあり、空気をリフレッシュしてくれる天然の空気清浄機とも言われています。また、畳が古くなってもその効力は維持されることが確認されています 。
4.
森林浴と同じようなリラックス効果
い草の香り成分には、森林浴をしているのと同じようなリラックス効果をもたらします。また、集中力を高めたり、学習能力を高める効果もあり、心地よい香りで自然に呼吸が深くなり、心身ともにリラックスできるととされています。
5.
空気の層が生み出す緩衝性・吸音性
畳の内部にある空気の層によって畳の上は適度な弾力が確保されており、転んでも大ケガにはなりにくく、足腰への負担が少ないため赤ちゃんや年配の方でも安心です。また空気の層が音を吸収するため、生活音も響きにくいとされています。
6.
洋室に置ける新しい「置き畳」
インテリアのひとつとしてフローリングに並べて置くことができ、幅広く人気を集めています。新たに和室をつくるのは難しい方におすすめです。サイズが決まっているので採寸をする必要もなく、手軽に注文できる点も魅力です 。
7.
寒暖の差が大きい日本に適した断熱効果
畳の内部に大量の空気を含有できることで、この空気が壁のような役割を果たし、熱を遮断してくれます。夏には外の暑い空気が部屋に入りにくくなり、冬は室内の暖かい空気が外部に逃げにくくなります。
8.
火事や災害に強い難燃性
畳は燃えにくく、地震や火事で火が回るのを抑えるため、その間に避難できるという長所があります。畳床はワラを圧縮させてできており、この圧縮効果が難燃の理由であると同時に、吸湿性により内部に適度な水分を含んでいるた め、燃えにくいのです。
9.
寝転がっても安心な抗菌性
い草には抗菌力があり、大腸菌O157の他に食中毒の元凶であるサルモネラ菌や、牛乳中に現れる黄色ブドウ球菌などにも効果があります。またO157が畳の中で増殖されないことも確認されています。